紫式部について。
2024年06月20日
紫式部について。
今日は、暑くなる予報がでていました。
でも、日差しが弱めなので、少し、過ごしやすいです。
今年のNHK大河ドラマでは、久々に女性を主人公にした「光る君へ」が放映されています。
『源氏物語』の作者として、教科書に載っている紫式部です。
しかし、紫式部の実名や正確な生没年はわかっていません。
平安時代の女性は、実名を公にしていません。
ですから、『更級日記』の作者も「菅原孝標女」と表記されています。
『土佐日記』の作者「藤原〇〇の母」と表記されています。
紫式部の生没年に関する近年の研究では、天禄元年(970年)から天元元年(978年)の間に生まれ、少なくとも寛仁3年(1019年)までは存命したとされています。
『源氏物語』の他には、百人一首の57番「めぐりあひて見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」が、よく知られています。
お正月に百人一首をされる方は、札に描かれている女房の姿から想像されるのではないでしょうか。
大河ドラマでは、珍しく戦闘の映像はありません。
今回は、平安時代の貴族のきらびやかな衣装に興味がひかれるのではないでしょうか。