ダイアナ妃が亡くなられた日。

2021年08月30日

 1997年8月31日は、ウェールズ公妃ダイアナ氏が亡くなられた日です。

享年36歳という若さでした。

 

 この日、ダイアナ妃はフランスのパリの5つ星ホテルの裏口から車で出発していました。

その時の乗車人数は、ダイアナ妃を含めて4人でした。

追跡してきたマスコミの車をまこうとして、猛スピードがでていました。

 

 アルマ広場下のトンネルで他車を避けようとして運転を誤り、中央分離帯のコンクリートに正面衝突してしまいました。

 

 車を追跡していたマスコミ達と通りすがりの医師が第一発見者となっています。

救急隊が到着するまでは、医師と一人のカマラマンがダイアナ妃の応急処置にあたりましたが、それ以外のカメラマンたちは写真を撮ってばかりでした。

彼らは、後に殺人罪と緊急援助義務違反の容疑でフランス警察に逮捕されています。

 

 ダイアナ妃はサルペトリエール病院に搬送されましたが、意識を取り戻すことなく午前4時頃に正式に死亡の宣告を受けました。

 

 ダイアナ妃の棺は、スペンサー伯爵家の地所オルソープへ移送され、湖の中に浮かぶ小島の中に葬られました。

ただし、遺骨が盗まれることを防ぐため、小島のどこに葬られたのか墓碑も建てられていません。

 

 ダイアナ妃は、日本には3度来日しています。

1986年(昭和61年)の公式訪問、2度目は1990年(平成2年)の天皇の即位の礼への出席、3度目は1995年(平成7年)の英国赤十字社副会長としての来日となります。

 

 中でも1986年の最初の訪問は、日本に「ダイアナフィーバー」と呼ばれる社会現象をまきおこしました。

5月11日には、オープンカーでパレードをしています。

9万人もの日本人が殺到するというフィーバーぶりでしたよ。

覚えていらっしゃらる方もいると思います。