季節の花は。

2021年04月19日

 今年は桜の開花が早まり、4月上旬には枯れ始めていました。

日本にはサクラが約300種類あると言われています。

基本となる野生種10種の自然交雑やその選抜、品種改良によって生み出されたものです。

 

 私たちには、ソメイヨシノが一般的ですね。

 

 桜が散り始めると、ツツジが咲き始めます。

ツツジはツツジ科のツツジ属の植物の総称です。

由来は、花が次々に咲くようすから「ツヅキサキ」、花が筒のように咲くようすから「ツツサキ」などから、ツツジの名になったという多くの説があります。

 

 江戸時代は園芸がさかんで、ツツジも多くの園芸品種が作られ、観賞されるようになりました。

ツツジの仲間のサツキも5月ごろに咲き始めます。

 

 一般的なツツジより約1ヵ月遅れの季節(旧暦5月の皐月の頃)に咲くためにサツキと名づけられました。

これらの花は、ご近所でも見られますが、大きな公園などでも見ることができます。

 

 今年は、新型コロナウイルス感染のためにお花見も例年と違うスタイルで見に行かれたと思います。

昨年は、緊急事態宣言がまだ発令されていたので、花をめでることはできなかったと思います。

 

 今年は、マスク着用で密を避けて歩きながら、明るくなっていく風景を楽しんでいきましょう。