沖縄県誕生の日!

2022年04月04日

 1879年(明治12年)4月4日、琉球藩を廃し沖縄県とすることが布告され、沖縄県が誕生しました。

沖縄県では、この日を「沖縄県誕生の日」としています。

 

 1879年3月27日、日本政府の命を受けた内務大書記官の松田道之は、警官160名、熊本鎮台分遣隊400人の武装兵力をもって首里城へ向かいました。

 

 松田は、琉球藩王尚泰が日本政府のたびたびの命令に従わないので、琉球藩を廃止し沖縄県を設置するという命令書を読みあげ「廃藩置県」を通達しました。

さらに、尚泰の東京居住、琉球の土地人民と書類の引渡し、首里城明け渡しなどを命じました。

 

 1879年4月4日「琉球藩ヲ廃シ沖縄縣ヲ置ク」(1879年4月4日布告第14号)で、琉球藩の廃止と沖縄県設置を全国に布告しました。

 

 15世紀はじめに統一国家として成立してから450年余(察度王統からだと500年余)にわたってつづいた琉球王国は終えんし、代わって沖縄県が設置されました。

4月4日は沖縄県の日となった訳です。