早生まれと遅生まれについて。

2021年03月08日

 早生まれと遅生まれについては、皆さんの中でも疑問を感じている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、考えてみましょう。

 

 早生まれとは、1月1日から4月1日に生まれたこと。

 遅生まれとは、4月2日から12月31日に生まれたこと。

誕生日で考えると、2月や3月の生まれの人が遅いのになぜ早生まれなのかという疑問がでます。

 

 早生まれの人は、入学当年は満6歳です。

遅生まれの人は、入学当年は満7歳になっています。

 

 1月1日から4月1日に生まれた人は、小学校に入学する年齢が1歳早いので、早生まれというのです。

でも、なぜ4月1日も早生まれに含まれるのでしょうか?

例をあげて考えてみました。

 

・2000年4月1日生まれの人は、毎年3月31日に満年齢で1つ歳をとります。→2006年3月31日に満6歳に達するので、翌日の2006年4月1日に就学。

・2000年4月2日生まれの人は、毎年4月1日に満年齢で1つ歳をとります。→2006年4月1日に満6歳に達するので、翌年の2007年4月1日に就学となります。

 

 法律上の満年齢は、誕生日の前日でカウントします。

4月1日生まれは、3月31日に満6歳となり翌日から就学となります。

 

 以前にも話しましたが、日本の学校が4月はじまりです。

すると、入学式は4月初旬になります。

ですから学生時代ということで考えると、早生まれの方には幼少期では体格・体力・学力に差がでやすいと思われることが多いですね。

 

 でも、年齢を重ねていくと例えば、昭和59年生まれだとすると50年代となります。

でも、早生まれの方は昭和60年の1月1日から4月1日生まれになるので、60年代となります。

 

 こう考えると、少しでも得をした感がありますね(*^^)v