人口調査記念日があります。

2021年01月28日

 明日1月29日は、人口調査記念日です。

明治5年(1872年)1月29日、明治維新後最初の人口調査が行われ、戸籍が編纂されました。

 

 当時の人口は、男性1679万6158人、女性1631万4667人、合計3311万825人でした。

現在の約4分の1ほどです。

 

 人口の調査は以前から行われています。

最も古い記録では、崇神天皇の時代(AD350頃)になります。

この時は、実際に何人だったのかの記録はありませんでした。

 

 人口調査は、一般に税金を課すために行われます。

その為、奈良・平安時代ごろに女性のほうが税金が安かったので、女性の比率の高い集計結果があったようです。

 

 全国的な調査は、室町時代の戦乱の中で中断しましたが、江戸時代に「人別帳」編纂のために再開されました。

享保6年(1721年)の記録には、日本の人口は26,065千人という数字がでています。

 

 江戸時代の後半150年で、日本の人口は1200万人ふえたことになります。

 

 近年の人口調査は「国勢調査」で行われています。

大正9年(1920年)から始まりました。

 

 令和2年(2020年)12月1日現在(概算値)では、総人口1億2571万人になっています。