大仏の日について。

2023年04月10日

 昨日4月9日は、大仏の日・大仏開眼の日でした。

752年(天平勝宝4年)、奈良・東大寺の大仏が完成し開眼供養会が盛大に行われたのです。

 

 この大仏は、聖武天皇の原願で745年(天平17年)に制作が始まりました。

正式名称は「廬舎那仏座像」で、一般的には「奈良の大仏」として知られています。

 

 現在の座像は、座高が約15m、顔の長さ約5m、目の長さ約1mです。

大仏開眼供養で使用された遺品は、正倉院に奉納されています。

 

 中世や近世に焼損したので、大部分が補作されています。

当初に制作された部分で、現在まで残っているのはごく一部です。

そして、「銅造廬舎那仏座像」の名で、彫刻部門の国宝に指定されています。

 

 東大寺に参拝に行くと、やはり大仏殿は欠かせません。

新型コロナウイルス感染がおさまってきてはいますが、きちんと対策をして東大寺を参拝されてはいかがでしょうか。

これからは、季節もよくなります。

一日で参拝は大変ですが、新幹線を利用するなどして行かれるのもよいですね。