ひな祭りです。

2020年02月20日

 3月3日はひな祭り、女の子の行事ですね。

ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う行事で、「桃の節句」とも呼ばれます。

ひな人形を飾ったり、ひなあられやひしもちなどが見られますね。

 

 でも、この「ひな人形」、おひな様に女の子の穢れを移し厄災をみがわりになってもらうという意味がこめられています。

また、女の子のための行事ではなかったようです。

 

 ひな祭りの由来は、中国から伝わった「五節句」の行事の一つ。

季節の節目を意味する「節」のころは、邪気が入りやすいとされていました。

日本では紙などで作った人形で自分の体をなでて穢れをうつし、川に流すことで邪気払いをする行事として広がっていきました。

人形を通して邪気をはらうこの風習が、現在に残るひな祭りの「流しびな」のルーツと言われています。

 

 「上巳」が広まる頃、平安時代の貴族の子供のあいだで「ひな遊び」とよばれるままごとに近い人形遊びが流行していました。

この「ひな」「雛」とは、小さくてかわいらしいという意味がありますが、この人形遊びと「上巳」が結び付き、今の「ひな祭り」の原型になったと考えられています。

 

 時代とともに人形作りの技術が発展し、立派な人形が作られるようになり、人形は川に流されるものから飾るものに変わっていきました。

そして江戸時代に入り、女の子のための行事として定着するようになりました。

 

 ひな人形は、早く片付けたほうがよいと言われていますね。

決まりはありませんが、厄災の身代わりになった人形の為に、いつまでも置いておくのはよくないので早く片付けたほうがよいと言われています。

 

 今の風習は、ひな人形の婚礼の様子を結婚の象徴と考えて、早く片付けることで嫁に早く行くということを表現しているとも言われていますね。

 

 ひな人形は、シンプルな物から立派なひな人形もあります。

現代は、住宅環境なども考えてひな人形を買い求められると思います。

女の子のお子様がいらっしゃるご家庭では、どのようなひな人形を飾っていますか?

 

 3月3日は、楽しく女子会とでもいきたいものですね!(^^)!