平塚らいてうについて。

2023年05月25日

 皆さんは、「平塚らいてう」をご存知ですか?

明治から昭和にかけての思想家・評論家・作家です。

そして、1971年(昭和46年)5月24日に亡くなりました。

 

 平塚らいてうは、1886年(明治19年)2月10日に東京府東京市こうじまち区に、3人姉妹の末娘として生まれました。

本名は、平塚 明(ひらつか はる)といいます。

 

 明治44年9月に女性のための文芸誌『青鞜』を発刊し、男女差別問題や婦人解放を世間に訴えました。

その中に「元始、女性は太陽だった」は、今につぐ女権宣言として有名です。

 

 ここで「らいてう」を名乗りました。

らいてうとは、自由にはばたく気品ある雷鳥に由来しています。

 

 1920年(大正9年)には、市川 房江氏らと新婦人協会を結成して、婦人の権利拡大に活躍をしています。

 

 晩年は、ベトナム戦争の反戦活動や平和運動に取り組み、自伝を書き続けています。

そして、病により85歳でこの世をさりました。