巌流島の決闘。

2020年04月16日

 今日は、ちょっと時代劇のお話しです♪

皆さん、ご存知でしょうか?

 

 宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘と言えば、巌流島です。

巌流島は、山口県下関市にある関門海峡に浮かぶ無人島です。

正式な島の名前は、船島(ふなしま)と言います。

 

 慶長17年4月13日(1612年5月13日)、巌流島の決闘がありました。

宮本武蔵と佐々木小次郎の真剣勝負として知られています。

「遅いぞ、武蔵、臆したか」

「小次郎。破れたり。勝つ者が何故に鞘を捨てるか」といった台詞が小説やドラマではおなじみです。

 

 勝負は一瞬でした。

小次郎の長刀は武蔵の鉢巻を切りさき、武蔵の櫂の木刀は小次郎の頭部を強打します。

小次郎は倒れ、武蔵が近づくと小次郎の刀が横に払われて武蔵の着衣の裾を切りました。

小次郎の最後の一撃です。

 

 辛くもかわした武蔵はとどめをさし、勝負が終わります。

しかし、一説に小次郎は死んでおらず、その後、武蔵の弟子らに殺されたとも。

また、武蔵も小次郎の弟子たちの襲撃を切りぬけたとも言われています。

 

 諸説が入り乱れる巌流島の決闘ですが、一番絵になるのは、力強い武蔵と前がみ立ちの美青年剣士小次郎ですかね。

 

 2014年の3月15日と16日に2夜連続でテレビ朝日開局55周年記念番組として『宮本武蔵』の放送がありました。

宮本武蔵は木村拓哉で、佐々木小次郎は沢村一樹が演じていました。

ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?