マツタケの季節です。

2021年10月11日

 皆さんは、マツタケは食べられましたか?

国産のマツタケは高価なので、買うには勇気がいります。

でも、外国産のマツタケなら比較的、手に入れやすくなっています。

 

 特に、近年はブータンからのマツタケが輸入されています。

これは、1980年代後半に訪日したブータン実業家が、日本では珍重されていることを知りました。

 

 そして、1990年代に対日輸出が始まりました。品質がよく、日本のマツタケににているそうです。

 

 日本のキノコ食文化の歴史は古く、縄文時代中期(紀元前2000年頃)の遺跡から、縄文人がキノコを食物として利用していたことを示す遺物(キノコ形上製品)が多数発見されています。

岡山市の弥生時代の百間川兼基遺跡からは、マツタケを模した「土人形」が出土しているそうです。

 

 日本では一般に香りがよいとされ、「香り松たけ味しめじ」ということばもあります。

まつたけは土瓶蒸しや松たけご飯など、香りを生かして食べることが多いですね。

この香りの主成分は、1938年(昭和13年)農学博士の岩出亥之助氏により解明されています。

 

 スーパーに行くと、さまざまな種類のキノコが並んでいます。

これからお鍋の時季になっていくので、キノコをお鍋に入れて食される方も多いと思います。

皆さんは、どのキノコを使われますか?