鍋屋横丁について。

2022年03月21日

 鍋屋横丁は、中野区の本町(4丁目)・中央(3・4丁目地域境)を南北に走る横丁・商店街、鍋横(なべよこ)の通称で親しまれています。

 

 「鍋屋横丁交差点」で青梅街道(本町通)と交差していて、東京メトロ丸の内線「新中野駅」があります。

江戸時代前期に現在の杉並区堀ノ内にある妙法寺に向かう参拝道(参道)として栄えました。

 

 江戸から青梅街道を経由して、妙法寺に向かう際、現在の鍋屋横丁交差点を左折することになります。

その目印になったのが「鍋屋」という名の茶店だったので、「鍋屋横丁」とこの名がつきました。

 

 昭和54年に鍋横大通商店会の結成30周年を記念して、「鍋屋横丁」と刻まれた石碑が建てられていて、由来を知ることができます。

 

 宝仙寺・成願寺という名刹、本郷氷川神社、石臼塚やレンガ堀など見どころもいっぱいで、歴史散歩がお勧めです。

見どころをちょっとご紹介します~

 

 お願いが叶う「日限りのいなり」と伝えられている五社五成神社(ごしやいなりじんじゃ)の境内には、大銀杏のご神木があり幹に手をあてて「気」をもらっている参拝の人がいます。

 

 さらに、慈眼寺(じげんじ)は、東京で最初の塔と呼ばれる金色に輝くパコタが目につきます。

中野区に5ヶ所しかない水準点があります。

土地の高さの動きを見るものです。

丸の内線「新中野」駅で下車することがありましたら、立ち寄って下さい。