4月の新学期について。

2020年04月09日

 日本は4月に新学期や入学式があります。

今年は新型コロナウイルスの影響で、せっかくの入学式がなくなった方もいらっしゃると思います。

本当に残念ですね。

 

 でも、なぜ日本は4月なのでしょうか?

江戸時代の寺子屋や私塾、藩校では入学の時期は定まっていなく、随時入学ができました。

子どもたちは家の大切な働き手だったので、入学時期はばらばらだったようです。

 

 明治維新で西洋の教育が導入されると、高等教育では9月入学が主流でした。

しかし、明治19年(1886年)に国の会計年度が4月ー3月になると、文部省(当時)の指示で高等師範学校は4月入学となりました。

 

 理由は、学校運営に必要なお金を政府から調達するために、国の会計年度のはじまりの4月に合わせないと不便だからと言われています。

 

 その後、全国の師範学校や小学校でも4月入学が広がり、現在にいたりました。

今年は、桜の開花も早くて4月になると桜が散り始めていました。

 

 また、新型コロナウイルスの影響で、学校の始まりがいつになるのか分からない状況です。

でも、新入学を迎えられた方には明るく『おめでとうございます!』と言わせてください♪