ノーベル賞の授賞式!
2019年12月12日
ノーベル賞の授賞式!
スウェーデンの首都ストックホルムで10日に、2019年のノーベル賞の授賞式が行われました。
日本人は、リチウムイオン電池開発の功績が認められた吉野 彰氏がノーベル化学賞を授与されました。
日本のノーベル賞受賞は、昨年に続いて2年連続となっています。
吉野 彰氏はえんび服姿で、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からノーベル化学賞を授与されました。
その後、晩餐会へ出席となりました。
晩餐会のメニューは、主にスウェーデンの食材を使った3品で、今年の春から考えぬかれてきたものだと言うことです。
晩餐会に続いて、市庁舎の別のホールで行われる舞踏会も見学しました。
吉野 彰氏は、日本時間の15日に帰国する予定です。
ノーベル賞の始まりは、ダイナマイトの発明者である「アルフレッド・ノーベル」の遺言により、1901年から始まりました。
彼は生涯に350もの特許を取得し、その中でもダイナマイトの発明が有名です。
これにより巨万の富を得たので「ダイナマイト王」と呼ばれることになりました。
ノーベルは自分の亡き後、悪人ではなく善人として社会に貢献したという願いをもち、資産の94%をノーベル賞設立のために注ぎ込んだと言われています。
日本人初のノーベル賞受賞者は、ノーベル物理学賞の湯川 秀樹氏で1949年に受賞しています。
教科書にも名前が載っていると思います。
アルフレッド・ノーベルの生涯も興味深いものがあるので、調べてみるのもよいですね。