パンダの日。

2021年03月11日

 1896年3月11日は、ジャイアント・パンダを西洋人が発見した日です。

 

 当時の中国で布教活動を行っていたフランス人の宣教師アルマン・ダヴィドという人物が、現地の猟師が持っていた白黒の毛皮、つまりジャイアント・パンダを発見しました。

このことが由来で制定された記念日です。

 

 ジャイアント・パンダは300万年も前から、生息していたそうです。

現代ではパンダと聞くと、白と黒の模様をしたジャイアント・パンダと考えます。

でも、パンダとつく動物には、レッサー・パンダもいます。

 

 パンダという名前は、竹を食べるものという意味で、動物を分類する意味はありません。

動物の分類上では、ジャイアント・パンダはクマの仲間、レッサー・パンダはイタチやアライグマの仲間と位置付けています。

さらに、発見はレッサー・パンダのほうが先なんです。

 

 当時のレッサー・パンダは、たんにパンダと呼ばれていました。

しかし、ジャイアント・パンダが発見されたので、両者を区別するために小さいという意味をもつ「レッサー・パンダ」と、巨人という意味を持つ「ジャイアント・パンダ」に分けて呼ぶようになったのです。

 

 上野動物園の人気者3歳になったシャンシャンの中国への返還は、5月になっています。

新型コロナウイルス感染の拡大で、上野動物園も臨時休園が続いています。

本当に残念ですね(~_~;)