パラリンピックとは?

2021年09月06日

 東京2020パラリンピックの閉会式が、2021年9月5日の20:00からオリンピックスタジアムで行われました。

テレビでご覧になった方もいらっしゃると思います。

 

 パラリンピックは、障害者の方を対象としたもう一つのオリンピックです。

4年に一度、オリンピック競技大会の終了後に同じ場所で開催されています。

 

 パラリンピックの起源は、1948年医師ルードウィッヒ・グッドマン博士の提唱により、ロンドン郊外のストーク・マンデビル病院内で開かれたアーチェリーの競技会です。

第二次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちの、リハビリの一環として行われた大会は回を重ね、1952年に国際大会へとなりました。

 

 さらに、1960年のローマ大会はオリンピック開催国で、1988年のソウル大会からはオリンピックの直後に同じ場所で開催されるようになりました。

 

 当初はリハビリテーションのためのスポーツだったパラリンピックですが、現在は、アスリートによる競技スポーツへと発展しました。

2000年にシドニーで開催された第11回パラリンピック競技大会で、国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会が「オリンピック開催国は、オリンピック終了後にパラリンピックを開催する」などの基本事項に合意し、双方の協力関係を深めました。

 

 パラリンピックは、「もう一つのオリンピック」として発展を続けています。

 

 今回、日本のメダル獲得数は金13個・銀15個・銅23個で合計51個でした。

選手の方々の活躍に、本当に感動しましたね!

 

 皆さんは、どの競技が印象深く残っていますか?