節分とは?

2020年01月30日

 2020年の節分の日は、2月3日(月曜日)です。

節分の日は、毎年2月3日と思っていらっしゃる方が多いと思います。

そうではありません。

2月2日になったり、2月4日になったりします。

実際、来年2021年の節分の日は2月2日になります。

 

 節分とは「季節の分かれ目」という意味があり、季節が変わる前日のことをさしています。

ここでいう季節とは、『立春』『立夏』『立秋』『立冬』のことです。

でも、現代において節分といえば豆まきや恵方巻を食べる日『立春』(2月4日ごろ)の前日をさします。

 

 昔、冬から春になるのを1年の始まりと考えており、今でいう『大みそか』のように「明日から新しい年」というように、特別な日ととらえていたからです。

2020年は、立春が2月4日なので、その前日の2月3日が節分になります。

来年2021年は立春が2月3日になるので、その前日の2月2日が節分になります。

 

 さて、恵方巻については色々とご意見があると思いますが、今年の方角は「西南西やや右」とのことです。

感覚としてほぼ西ですが、わずかに南よりとのことです。

 

 恵方巻の正しい食べ方としては

・切らずに食べる

・恵方の方角を向いて食べる

・だまって願い事を思い浮かべながら食べる

の3点です。

 

 恵方巻の起源はさまざまな説があり、はっきりしていませんが江戸時代末期ではとされています。

全国的に普及したのは1980年代に入ってからで、はじめは大阪と兵庫県のコンビニが先駆けとなったようです。

 

 恵方巻と同時に豆まきがあります。

季節の変わり目には邪気が入りやすいとされていて、新たな1年の前に邪気を払うためにいろいろな行事が昔から行われました。

その一つが豆まきでした。

 

 ご家庭で豆まきをなさる方も多いと思います。

豆をまく人・鬼になる人と楽しくなさっているご家庭もあると思います。

豆まきが終わったら、お豆を食べますね。

自分の年齢より1つ多く食べることが大切です。

新年の厄払いの意味があるので、忘れないでくださいね(^_-)-☆