タロとジロの日です。

2023年01月12日

 皆さんは、南極地域観測隊に同行したタロとジロをご存知ですか?

明後日14日は、この2匹のカラフト犬の記念日になっています。

それを見ていきましょう。

 

 1959年(昭和34年)の1月14日、南極観測船「宗谷」から飛びたったヘリコプターが南極の昭和基地についたとき、南極観測隊に同行し前年に置き去りにされた15頭のカラフト犬のうち、タロとジロの2頭が生きているのが発見されました。

このことは、映画『南極物語』となり後世に残そうと記念日が制定されました。

 

 ジロは1960年(昭和35年)7月9日、昭和基地にて5才で病死。

ジロのはく製は、東京・上野の国立科学博物館に置かれていました。

タロは1961年(昭和36年)5月4日に4年半ぶりに日本に戻り、その後、札幌市の北海道大学植物園で飼育され、1970年(昭和45年)8月11日に老衰で14才7ヵ月で没しました。

 

 1983年(昭和58年)『南極物語』が制作され、翌年公開されました。

この影響もあってか、タロとジロのはく製を一緒にさせてあげようという運動がおきて、国立科学博物館の特別展でタロとジロのはく製がともに展示されました。

 

 もし、『南極物語』の映画をご覧になれたら観て下さい。

心が温まりますよ♪♪