観劇の日です。

2022年02月10日

 本日、2月10日は観劇の日になります。

この日は、日本を代表する劇場「帝国劇場」が完成した日なのです。

 

 東京丸の内にたてられた帝国劇場は日本初の洋風劇場となり、歌舞伎・オペラ・バレーなどの上演がされるようになりました。

現在でも、さまざまな催しが行われる劇場です。

 

 1911年(明治44年)2月10日に日本初の洋風劇場として完成しました。

木造の劇場が主流でしたが、帝国劇場は石やコンクリートを使った白煉瓦のルネサンス建築様式の洋風劇場です。

 

 1923年(大正12年)には、関東大震災で焼失後に再築、1964年(昭和39年)の都市高層化による取り壊しとなり、1966年(昭和41年)に現在の劇場の建設に至っています。

 

 観劇の日は、日本の観劇にまつわる歴史の節目であること、観劇をアピールするといった意味合いがあります。

 

 新型コロナウイルス感染の影響で、今は観劇もなかなかすることができません。

ただ、やはり生で舞台をみるとテレビや映画と違った迫力やメッセージを感じます。

 

 早く、何気なく観劇ができるように戻りたいと切に思います。