歴史民俗資料館へのお誘い。

2021年12月23日

 令和3年12月21日(火曜日)から、令和4年2月13日(日曜日)まで<歴史民俗資料館>では館蔵品展「火の利用~灯す・焼く・暖まる~」が開かれています。

生活の中で使われた火の道具の変遷とくらしの変化をたどります。

 

 現代の生活では直接に火を扱うことは少なくなりました。

でも、古来火は生活に欠かせないものでした。また、神聖なものでもありました。

縄文時代の火をたいた屋外の炉跡や住居の中の土器をうめて作った炉から、近代の灯火具や焙路(ほうろく)まで、遺跡から発掘された火の利用の痕跡をたどります。

 

 そして、火打石からマッチへと手軽に火を出せるようになり、さまざまな燃料も登場していきます。

火を灯す道具も、屋内で使う行灯(あんどん)や燭台(しょくだい)けいたいできる小田原ちょうちんなど、色々と見ることができます。

 

 調理に使う火の道具では七輪、へっついから焙路までさまざまな道具があります。

暖める道具は、炉からいろり、こたつ、ストーブへと移りかわります。

 

 今の生活では考えられない、見たことのない道具などもでてきます。

興味のある方は、訪れてみませんか?