国民栄誉賞の日。

2022年09月05日

 本日9月5日は「国民栄誉賞の日」です。

1977年(昭和52年)9月5日、「王 貞治」選手が日本初の国民栄誉賞を受賞したことに由来しています。

 

 王 貞治選手は、国民栄誉賞の受賞2日前に通算ホームラン数756本で世界最高記録を達成。

その偉業をたたえるため当時の内閣総理大臣「福田 赳夫」により国民栄誉賞が創設されました。

 

 国民栄誉賞の目的は、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」とされて、受賞者にはスポーツ選手・作曲家・冒険家・歌手などさまざまな分野で偉業を成し遂げた人におくられています。

 

 国民栄誉賞は広く知られていますが、中には辞退した人もいます。

ちょっと見ていきます。

 

 福本 豊(野球選手)

 1983年6月にメジャーリーグ記録を超える939盗塁を達成して、世界記録を樹立。

中曽根康弘内閣が授与を打診しましたが、「国民の模範となる自信がない」と固辞。

 

 古関 裕而(作曲家)

 「長崎の鐘」「オリンピックマーチ」など、数々の名曲を残しています。

1989年8月の死没後、遺族に授与を打診しましたが辞退。

 

 イチロー(野球選手)

 2001年・2004年・2019年と3回も辞退しています。

 

 大谷 翔平(野球選手)

 2021年、岸田文雄内閣が授与を打診しましたが、「まだ早い」と辞退。

 

 皆さんも、大谷 翔平選手の辞退は記憶に新しいのではないでしょうか。