エリザベス女王の死去。

2022年09月15日

 英国のエリザベス女王が9月8日、滞在先のスコットランド・バルモラル城で死去されました、と英王室が発表しました。

96歳でした。

在位期間は約70年7か月で、英国史上最長。現役君主としても、世界最高齢、最長在位でした。

 

 1926年4月21日、ジョージ6世の第一子としてロンドンに生まれました。

1952年2月、ジョージ6世の病死にともない、25歳で女王に即位しています。

 

 エリザベス女王の国葬は、9月19日午前11時(日本時間午後7時)からロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われます。

エリザベス女王の棺は13日夜、ロンドンのバッキンガム宮殿に到着しました。

14日には、ウェストミンスターホールへ移動されて、棺は葬儀前まで公開安置されます。

 

 その後、棺はロンドン郊外のウインザー城へ運ばれ、夫フィリップ殿下の葬儀が行われた城内のセントジョージ礼拝堂に埋葬されます。

 

 エリザベス女王の国葬には、天皇陛下がイギリスを訪問し参列されます。

皇后・雅子様も同行されます。

 

 原則として、国内外を問わず葬儀には参列していませんが、イギリス政府から10日付で国葬の招待状が届き、天皇陛下のご意向を聞きながら政府が検討していました。

 

 エリザベス女王と呼ばれることが多いですが、全名は『エリザベス・アレクサンドラ・メアリー』です。